思い込みしていませんか?
コロナで外出の機会が減りました。
おうち時間が増えて、最初はテレビをよく見ていましたが、こちらもめっきり減りました。
ドラマは今ひとつ。ワイドショーもニュースも似たり寄ったり。
コロナや政治家の不祥事、アメリカの分断、香港やミャンマーでの民主化運動鎮圧など、悪い情報ばかりでテレビを見ていると気が滅入るんです。タダでさえ自粛生活で元気ないのに。
このままでは、どんどん世界が悪くなっていくんじゃないか…と思ったけど、本当にそうなのかな?私がそう感じているだけ?
そこで読んでみた本を紹介しますね。
FACT FULNESS(ファクト フルネス)
ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著
上杉周作、関美和:訳 1,800円+税 11章、329頁
タイトルは造語で、「データを基に世界を正しくみる習慣」を意味するそうです。
サブタイトル
〜10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣〜
にも書かれていました。
私たちは、ドラマチックな10種類の本能を持っていると言うのです。
このせいで実際とは違う思い込みをしてしまうそうです。
この10種類のうち私が印象に残ったのは、
分断本能
先進国と途上国。セレブと貧困。などに代表されるように2つのグループに分けたがる。
その方が分かりやすいし、印象に残りやすいそうです。
でも実際は両極端に分断されているのではなく、一番多いのは中間層。
どこがボリュームゾーンなのかを考えることが大切ですね。
ネガティヴ本能
日本は、世界は、犯罪や事件、事故が増えて、どんどん悪くなっているのでは?
という思い込み。実際はそうではないのに。何故そう感じるのか?
これはメディアの影響も大きいです。
メディアは悪い事件、しかも衝撃的な内容ほどこぞって大々的に報道しますよね。
どのチャンネルでも繰り返し報道されると、悲観的になりませんか?
報道されないけど、世の中には良いニュースも沢山あります。
先ずは身の回りで起きたいいことをカウントしようと思います。
犯人探し本能
誰かを責めれば物事は解決すると思い込んでしまう本能。
ネット社会になって、益々この傾向が強くなってきていると感じませんか?
匿名性が更に拍車をかけて、ターゲットを攻撃してしまうのが本当に怖いです。
犯人攻撃よりも、同じ過ちを起こさないための改善の方が何倍も重要です。
その状況を生んだ原因やシステムを理解することが大切です。
世界は、過去よりも今の方が、また、自分が思うよりも悪くないみたいです。
誤った思い込みをせずに、冷静に考察する習慣づけをしていきたいと思います。
今日のひとしな
チーズたっぷり洋風タコ焼き
大阪のソウルフード。
大阪では一家に一台あると言うタコ焼き器を買ったので、
早速タコパーしました。
私の好みは、チーズたっぷりの洋風タコ焼き!
チーズの塩気があるので、そのまま食べられるし、
コクがあって白ワインとも相性バツグン!
コロコロ回して焼くのも楽しい今日のひとしなです。